正しい選び方について解説
英会話学習メソッドはいくつもありますが、その中でも知名度が高いものに「カランメソッド」があります。カランメソッドとはどのような学習法なのでしょうか。
ここではカランメソッドの特徴や、カランメソッドで英語を学ぶ効果について解説します。
英会話のカランメソッドは、イギリス出身のロビン・カラン氏が生み出した英語の学習方法です。イタリアで英語を教えていたカラン氏は、その経験をもとに、英語をより自然に取得できるカランメソッドを考案しました。
カランメソッドは、英語を英語で学ぶダイレクトメソッドの一種です。日本人の場合だと、日本語を介すことなく英語を学びます。
カランメソッドでは、一般的なスピードよりもかなり早いスピードで英語の質問を受け、すぐに答えるという練習をひたすら繰り返します。ミスがあればその都度指摘を受け、自然な言い回しや正しい文法を学びながら、反復学習で英語を身に付けられるのが特徴です。軍隊式とも称される学習法で、無意識でも英語で反応できるよう英語のシャワーをひたすら浴び続けます。
カランメソッドは12のレベル分けがされており、各レベルで10ステージ用意されています。レベルに応じて難易度がアップしますが、どのレベルでも早いスピードで反復学習を行うというスタイルは変わりません。
英会話を学ぶ上で、カランメソッドによる効果を3つ紹介します。
カランメソッドは英語を英語で学ぶため、日本語で考えることはありません。英語を一度日本語に変換して理解し、さらに英語に直して話すと、どうしても会話のスピードが遅れてしまいます。しかし、英語だけで考えて話す習慣をつけるカランメソッドなら、英語脳を自然と養うことができ、英語の瞬発力がアップします。
カランメソッドでは、生徒の解答にミスがあると、その都度指摘され修正が行われます。そのため、間違った英語の文法やフレーズ、発音が身につくことがありません。よりネイティブに近い英語を効率的に身に付けられます。
カランメソッドでは、レベルごとのステージで、学ぶ単語やイディオムが設定されています。また、生徒が回答した際に、よりふさわしい単語や類似する単語、その単語から生まれたイディオムがあれば、その都度教えてくれるのも特徴です。この作業を早いスピードで行っていくため、短い時間でもどんどん語彙力を増やせます。
英会話を学ぶメソッドの一つ、カランメソッドには3つの効果があることをご紹介しました。日本語が介入しないカランメソッドであれば、英語で物事を考える力が身についたり、語彙力が向上したりします。